T・E（23歳）

先輩に相談して入店しました

元フリーターで、今はレンタル彼氏一本でやっています。この業界に入ってきたのは、失恋がきっかけです。彼女が地元の金持ちの息子と浮気しているのがわかって、破局。落ち込んでいたところ、出張ホストをしている先輩に相談したところ、「そんなもん吹き飛ぶくらい面白い体験ができるから、こいよ」と誘われて求人に応募しました。

失恋の傷と、それがもたらした「もっとモテたい、金持ちになりたい」という動機だったわけですが、お店はそんな事情はまったく気にしないで、「彼の紹介ならOK」と受け入れてくれました。そこはあっさりとしていましたね。噂の高額バイトだけど、こんなに簡単に決まってしまっていいの、というくらい。

そして確かに、先輩の言ったとおり、入店してみたら、自分のくだらない劣等感なんか吹き飛ぶくらい、刺激的な体験を毎日できています。今は楽しくて仕方ないですね。しかも働いた分は、自分の体感以上にお金に反映されて、高収入。いい気分です。

フリーター時代の5倍の収入　コミュ力アップ

フリーターでぶらぶらしていたときと比べると、収入は5倍になりました。生活も格段に上がって、今はいい部屋に住み直して、プチ優雅な東京ライフを満喫しています。お客様とのコミュニケーションも楽しいし、いろいろ深い話を聞いて「へえ…」と感心させられることもあります。楽しみながら収入5倍、これはすばらしいでしょう。

そうですね、コミュニケーションに関していえば、コミュ力も磨かれたと思います。本当に様々な業界のお客様をお相手させていただくので、必然的にそこは力がつきますね。単に喋るのがうまくなるというのでなく、聞き上手になったり、相槌のバリエーションも増えたりと、そういう具体的なことで人と関わる力が増したと思います。

きっかけが失恋だったことなんて今では忘れてしまうくらいです。というか、コミュ力もアップしたおかげで彼女もできたし。例の地元の金持ちの息子よりも、たぶん僕の方が稼いでいるはず。まあ、もうそんなこともどうでもいいですけどね。それくらい充実しています。

つまらない自分を「チェンジ」できる場所です

ここに来るまでは、フリーターだし、失恋してボロボロで、生活も超低空飛行で、すごい劣等感にまみれた自分でした。でも、先輩の紹介でレンタル彼氏の仲間に入れていただき、氏名を頂戴できるようになって、自分に自信がついてからは、他人と比べることがいかに無駄なことかわかりました。大事なのは「自分で何かやっているという感触」です。

つまらない自分をチェンジするために、ぜひこれを見ているみなさんにも挑戦してみてはほしい仕事です。まさに先輩の言う何かが「吹き飛ぶ」瞬間が、どこかにあると思うんで。

今はレンタル彼氏・出張ホスト生活を満喫中です。でも、ここで満足していてもいけないのかな、と思います。将来のことをイメージしながら、今後はやってきたいと思います。