G・O（23歳）

掛け持ちで出張ホストを始めました

飲食店で働いているのですが、自分の場合、借金がありまして…まあゆっくりやっていけばなんとかなりそうな額とはいえ、そうしているあいだに若い時間を食いつぶすのはもったいない。そう思って、機会を見て、店長に、ダブルワークしていいですか、と相談してみたんです。

そうすると、「これ見て」と、この求人募集のサイトを見せられ、「この高額バイト、一応グループで、うちと繋がりあるんだよ」ということで、そことならシフト調整なんかもスムーズにできるからOKをもらいました。いわば系列店から紹介で、働き始めたのが、この新宿の出張ホスト店です。

あくまでアルバイトなので、週に2回とか3回とか、その程度のペースです。けれど、本当にこれまでの飲食店の稼ぎは何だったんだというくらいの稼ぎを得ています。よく店長も紹介してくれる気になったな…（笑）どうやら何か店長も借りがある様子でしたけどね。

仕事はむしろ息抜きになっています

仕事の掛け持ちってどうなんだろう…と最初は自分の体力的な面を心配していました。もちろん、はじめて経験するような、変わった仕事でもあるので、その面での不安も。けれど働き始めてみると、特に負担に感じるような部分はなく、もちろん少しはうまくいかないところもありますが、なんとかなっています。

それどころか、最近は三ヶ月目くらいで多少慣れてきて、リピートしてくださるお客様とはもう人間関係もできているので、お喋りするのが息抜きのように感じられています。自分は本業で店舗経営に関わっていて気を揉むことも多いので、この仕事でいろいろなキャラのお客様と接することができるのは、何か、生活のいいアクセントになっている気がします。

系列店から紹介で、いわば僕はほとんどちゃんとした面接みたいなこともなく入店してきたわけですが、そういうパターンもわりと多いみたいですね。キャストたちの話を聞いていると、ここに辿りついた経緯は人それぞれ。みんな個別の事情を抱えていて、お店はそういう人たちの受け皿になっているようです。

借金の返済ももうすぐ終わりそうです

普通にこれまでの飲食店で働いていたら3年はかかりそうだった借金返済も、おかげでもうゴールが見えてきました。たった三ヶ月、ここにいただけですよ？　それでもう完済間近なんて、ちょっと信じられません。でも現にそれだけの収入を得ているわけで、世の中お金のあるところにはあるんだな、となんだか自分のことながら遠い気持ちになります。

このような時代です。稼ぎ口はいくつかあるに越したことはないですね。いつ何がダメになるかわからない、そういうことを痛感した一年だったように思います。それにまだちょっとは続きそうだし…まあ僕の場合はそれとは別で、自分の愚かさで借金生活なのですが（笑）

ご縁に感謝するばかりです。それにいつも支えてくれる運営さんたち、そして何よりお客様に、この場を借りてお礼申し上げたいです。こんな僕に、本当にありがとうございます。