N・I（21歳）

バイトに精を出しすぎて自主退学

僕は21歳にして大学を中退したフリーターです。そもそもの退学理由は、バイトに精を出しすぎて、単位を落としまくったこと。昔から勉強よりも、実際に体を動かしてお金を得ることの方が好きで、将来も経営者になりたいがために、ついつい当時していた住宅販売のアシスタントのバイトに熱を入れてしまい、気がついたら授業を休んでいた…なんてことが重なってしまったんです。

当然親は大激怒。大学に行かないなら出て行けと家を追い出されてしまったので、就活する暇もなく、バイトを転々として、都内のボロいアパートで一人暮らしをしていたんですが、そのときネットで出張ホストのバイト求人を見つけて、バイト代が高額だったので頑張ってみようと応募。ありがたいことに、すんなり仕事することができ、今では馴染みのお客様からの指名もあったりと、安定した収入を得ることができるようになりました。

住宅販売のバイトの時も、家が1件売れるとマージンで何パーセントかバイト代に上乗せしてもらえるのですが、それでも比較にならないほどの収入で、すぐにボロアパートから新宿のワンルームマンションへと引っ越すことができました。

高収入を稼ぎ続けるために専門学校に行くことにしました

とはいえ、こうして高収入を稼ぎ続けられるのも、若いうちだと思っています。自分が30代、40代になったときのビジョンを考えると、このままではよくないなと思い、お店のマネージャーさんや仲間に相談してみたところ、興味のある分野での勉強をして、資格を持つとか、手に職をつけることが大事なのではなどとアドバイスをもらい、自分は不動産関係の仕事に興味があることを再認識し、専門学校行くことにしました。

一人暮らしをしつつも、出張ホストのバイト収入がよいのでためることができた資金で、新宿の専門学校に通い、今では宅建の勉強中。本当はそのまま会社経営をしたかったのですが、これも、仲間やマネージャーさんのアドバイスに従い、専門学校を卒業して資格を得た後は、不動産屋に就職することに決めました。

収入面でもメンタル面でも頼りになるバイト

自分一人だったらまた突っ走って、あちらこちらのバイトをしていたかもしれませんが、成功者が周りにいてくれたおかげで、このような有意義なアドバイスをもらえて本当によかったです。ひとまず不動産屋に就職した後、4?5年勉強して、将来的には不動産屋を経営したいと考えていますが、都内で一人暮らしをしつつもこうしたことができるのも、高額バイトだからこそですし、そもそもこのバイトを見つけられていなかったら、このご時世一人暮らしもままならなかったかもしれません。

家から出されてしまいましたが、いつか経営者になったら親とも和解して、自分のマンションに住まわせてあげられるようになったらよいなと思っています。もちろん、出張ホストのバイトはギリギリまでやっていきたいと思います！