Y・A（20歳）

留学資金を貯めるためにバイトを始めました

僕は某、外語大学の２年生ですが、結構家計的に無理をしてこの大学に入れさせてもらいました。実家暮らしなので、生活費とかは大丈夫ですし、幸い一人っ子なので大学の学費くらいまでなら奨学金を借りずに通うことができたのですが、どうしてもオーストラリアに留学したく、その部分での資金までは親に融通してもらうことはできませんでした。とはいえ、諦めるのは嫌すぎて、友人の紹介で出張ホストのバイトの求人募集を教えてもらい、そこでアルバイトを１年間頑張って、留学資金を稼いできました。

初めはホストだと無理矢理お酒を飲ませられたり、ノルマがあって夜も遅くなり、学業や生活に支障が出るのではと警戒していたのですが、やっぱり稼げるということと、お店が老舗でシステムもしっかりしていること、そしてノルマも飲酒の強制もないということで、安心して働くことができました。

普通のバイトでは１年で留学資金なんて貯められませんでした

この仕事では、シフトは自分の好きなときに入れられるので、試験があるときなどは少なめにし、ノルマもないため夜遅くまで無理して仕事をする必要もなく、学業との両立もすごく楽でした。同級生は居酒屋やコンビニで働いていましたが、人が少なくなったので無理してシフトを入れて欲しいと頼まれてテストに支障が出たり、労力の割には賃金がすごく少なくて、普通のバイトではとてもじゃないけど１年で留学資金なんて貯められないと愚痴っていたので、自分はこの仕事で余裕を持って資金を貯められていけたので、ラッキーだと思います。

とはいえ、多くの飲食店やそれこそホストクラブですらコロナの影響で休業したり閉店したりし出していたので、自分も稼げなくなることやそれによって留学できなくなることを心配していたのですが、さすが老舗のお店で、お客様が途絶えることなく、問題なく無事資金を稼げることができました。

海外留学から帰宅後もまたお世話になりたいです

１年間頑張ってきて、コロナの流行も落ち着いてきて海外へも行けるようになったので、いよいよ今年の７月に、念願のオーストラリアに留学することとなりました。留学の報告をしたところ、マネージャーさんも喜んでくれて、嬉しかったです。１年後には日本に帰ってくる予定ですが、そのときはまたこちらのお店でお世話になりたい旨を伝えると、嫌な顔一つせず、籍を残して置いてくれると言ってもらえて、本当によいお店で働けて良かったと思いました。

高額バイトでしたので、資金はかなり余裕ができ、向こうが夏休みになったら、エアーズ・ロック目指して旅したり、グレート・バリア・リーフでダイビングもしてみたと思っていたことが、全部叶えられそうで、今からとても楽しみです。夢や目標がある人はぜひ、この仕事をして、確実に、けれども短時間で資金を貯めていくことをおすすめします。