キャバクラのボーイから転職した20歳の出張ホスト
C・T(20歳)
キャバクラのボーイから出張ホストへの転職
僕は20歳のフリーターです。一応、高校卒業後は、池袋のとあるキャバクラのボーイのバイトをしていたんですが、コロナが流行してから店を開けなくなって、一応東京に実家はあるので実家に引きこもって貯金を切り崩して生活。それでも、コロナ明けで営業再開したものの、客がなかなか戻らず店が潰れてしまい、貯金も尽きたしどうしようかなといった状況でした。
とはいえ、ナイトワーク系は好きなので即気持ちを切り替えて、転職活動をした僕ですが、取り合えずもう通帳には2~3万しか残っていない状況でしたし、母親は元々スナックで働いていたこともあって、夜職にはうるさくないのですが「生活費が払えないなら昼にコンビニでもピッキングでもやればいい」と、毎日のようにせっついてきて結構精神的にしんどくて……。そんな中でボーイ募集の求人を探していたときに、たまたま出張ホストの求人募集広告をネットで発見。高収入で稼げそうなバイトでしたし、キャバクラの女の子はアタリが強く、気の強い子が多く、本当に気を遣って大変だったので、店舗スタッフをやるなら、男性キャストが相手のほうがもしかしたら楽かもしれないと、スタッフ希望で連絡し面接へ行くことにしました。
キャストとして仕事をしたところ思っていた以上に高収入を
面接でスタッフ希望と伝えていたことを話すと、現在スタッフ募集は締め切って締まっていたとのこと。残念そうな顔をしていたのか、面接をしてくれていたマネージャーさんが、「キャストで勉強してスタッフに転身する子も多いよ」と言ってくださり、キャストとしてデビューすることになりました。
キャスト経験は初めてだったので、ノリはキャバクラのボーイそのままの低姿勢な接客だったのですが、想像以上に指名がしっかり取れて収入は倍増。「丁寧な接客がいい」と言ってもらえることも多々あり、今ではこの仕事の魅力にすっかりハマってしまいました。
なんとなくで決めた転職ですが将来も視野に入れるようになりました
キャバクラや普通のホストとことなり、本当に頑張ったら頑張った分だけ稼げるし、何より理不尽なノルマや相手方からのわがままなどで振り回されることも無く、やり甲斐を感じています。うちのお店は人気店なので、スタッフ業務は大変そうですが、キャストでしっかり色々なことを学んで、いずれはスタッフになって、スタッフの仕事も勉強して…将来は自分の店が持てたらなと思い始めています。
お客様との対応のコツや、経営に関するイロハなんかもキャストの内に学べるよい機会です。本当はこの仕事がしたい…と思っている方でも、よい足がかりになると思いますし、お客様からも学べる事が多い良い仕事ですので、求人がある内に見つけられたら、ぜひ応募してみてはどうでしょうか?
僕のように、なんとなくで初めて、将来の夢が見えるようになるかもしれません。
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