S・T（25歳）

不安定な自営業の生命線が出張ホストです

僕は25歳の自営業者です。学生時代にこちらの出張ホスト店にお世話になり、バイト代で学費を賄わせてもらったんですが、それでも余るほど稼げていたので、学生時代にしっかりと貯金を貯め、それを資金として、専門学校卒業後に、お好み焼きメインの立ち飲みバーを都内にオープンしました。

おかげさまで経営は準用。現在3店舗を出せるようになったのですが、借金がすごく嫌いなので、資金繰りが悪い時や、新店舗を出す前などは未だに出張ホスト店のマネージャーにお願いして、不定期に働かせてもらっています。

こんな不定期かつ自由なやり方でも、こちらは老舗の出張ホスト店なので、お客様が途絶えることがなく、ヘルプ的なポジションでも十分高額が稼げるのが良いところ。他にこんなお店はないのではと思っています。

嫁には内緒ですが時々ダブルワークを続けていきたい

元々この仕事に応募したのは、先にも書いたように専門学生時代に友人が「面白い求人があるよ！」と、ネットで見つけた情報を見せてきて、普通のバイトだと時給1000円にも満たないので、学業との両立が難しいと思っていたため、飛びつくように応募したのがきっかけ。

それから2年間、学業優先で入れるときにシフトに入れさせてもらうような仕事のやりかたでお世話になって、卒業後はお店も同じく卒業し、ほとんど顔を出さなくなっていました。そんな僕でも繋がりがあるのは、やっぱり出張ホストの仕事が好きというのもあるし、キャスト仲間が協力して店外指名の時にうちのお店を使ってくれたりして、とても助かっているから。実は結婚して嫁もいるのですが、出張ホスト店で時々働いていることは内緒にしています。でもこの縁は切りたくないし、このまま続けて行こうと思っています。

自営業を安心して続けるためにも出張ホストの仕事はおすすめです

時々「ダブルワークって大変じゃないですか？」なんて聞かれることもあるのですが、出張ホスト場合、シフトが自分の都合で決められることと、無理やり飲まないといけない、1日で○○万の売り上げを上げないとだめだということもなく、自分のペースで続けることができるため、大変だと感じたことはありません。

むしろ、励まされたり、お客様から刺激を受けたりと良いことの方が多いです。それに、不安定な自営業を続けることができるのも、この出張ホストのバイトをいつでもできるという安心感があるから。

おそらく、年齢的にもこの不定期ダブルワークができるのもあと数年だと覚悟はしています。なので、できる限りこのダブルワークは続けながら、自営しているお店を軌道に乗せたり、仲間たちとの語らいに安心感を得たりと楽しみながら生活していきたいなと思っています。もし、学生時代に将来は自営業で…と考えている人が居たら、まず安心できる土台が必要だと思うので、出張ホストのバイトに挑戦して、それを元手に活動していくことをおすすめします。