N・K（23歳）

売れない芸人がサパーから転職したのがきっかけです

僕は23歳の芸人です。一応芸人事務所に入っていて、土日とかは地方のショッピングモールとかで漫才をさせてもらってます。ですが、テレビにでれるほどの知名度はなくて、とりあえず劇場か、地方営業の毎日。それだけでは当然食っていけるほどお金は稼げてないのでサパークラブで働きながら芸人をしていたんです。ですが、昼夜両方働いているようなスタイルだったんで、結構しんどかったんですよね。昼はネタ合わせ、夜はサパークラブって感じで休む時間がなかったんです。同じ芸人の友達に「出張ホストのほうが短時間で稼げるし芸人は向いている」と推されて、面接を受けたのがきっかけです。

短時間で稼げて営業もできて一石二鳥です

友達からは出張ホストの仕事は短時間で稼げるし、シフトも自由だから、すごく働きやすいって言われてたんです。ほんとかな？サパーから転職しても大丈夫かな？って結構不安だったんですけど、面接でマネージャーさんから同じようなことを言われたんでほんとなんだなって思いました。お店にも結構芸人志望のキャストがいるみたいで、お店にいるだけでもモチベーションになるかもって言われました。

とりあえず採用されて、サパーから転職したんですけど、最初の出勤は結構緊張した記憶があります。お客さんの前で漫才するのと違い、1対1の接客なので、失礼なことにならないかな？とか結構心配してたんですよね。ですが、実際はすぐに指名が入ったこともあり、そんな心配をする暇もなく接客をする感じになりました。幸いお客様も常連様だったみたいで「そんな緊張しなくていいよ～」なんて言ってもらえすぐに楽しい時間を過ごすことができたかもしれません。どうやら芸人発掘もしている方みたいで、ちょっとした営業なんかにもなってびっくりしてます。

自分の仕事にもつながっているので感謝しかありません

おかげ様で勤務時間を減ったにも関わらず、収入は3倍になりました。サパーから転職して正解だったなって思います。実は借金をしていたのですが、出張ホストの仕事のおかげで借金も順調に返済できており大分精神的に楽になったなって思います。収入が増えると精神的にも楽になるんだなって実感してますよ。今では自由な時間も増えて、ネタづくりをする時間も増えた。また、常連のお客様の中にイベント会社の社長さんがおり、そのコネで事務所の若手をイベントに読んでもらえるようになるなど、メインの仕事にも影響を及ぼしたりしてます。

まさか出張ホストの仕事から営業に？なんて思っていましたが、この仕事をすることで人生が大きく転換したように思う。今のところ全く知名度はないが、この仕事を続けながら、いつか芸人の仕事だけで食えるようになるように頑張りたいなって思います。皆さんも自分の夢を叶えたいって思っているのであれば、出張ホストの仕事をおすすめしますよ。芸人だけでなく、俳優や、お店を立ち上げるなどいろんな目標を持って働いているキャストもいるので、きっと頑張る活力になると思います