K・Y（22歳）

オリンピックの夢が怪我で挫折し意気消沈していました

自分は千葉の某体育大学の学生です。元レスリング部で、実は中学時代からやっていたこともあってランクはかなり上の方でした。そういったこともあって、夢はレスリングでオリンピック出場することだったのですが、練習中にふとした拍子に膝の靱帯を断裂する大けがをしてしまいした。断裂の仕方が良くない切れ方だったため、手術をしても、普通に歩くことはできても、レスリングができるようになるかは保障できないと言われ、絶望。実際、リハビリ段階になって、思うように膝が動かなかったり、予期せぬところで痛みが走ったりと、自分でも復帰は無理だなと感じるほどでした。

そんなこともあって、人と話すのも面倒になるほど意気消沈していたのですが、怪我で部活を休んでへこんでいる自分を先輩が心配してくれて、気分転換に「高額バイトの求人募集あるけど、マジで稼げるからやってみたら？」と勧めてくれたのが、出張ホストのバイトでした。

夢中になれるものをまた見つけられ元気になり…

ホストでバイトだなんて、自分にできるだろうかと思いましたが、先輩の紹介ということもあって安心感はありましたし、本来なら部活をしていたであろう時間に暇をしていると、本当にウツっぽくなってしまうため、思い切って面接に行くことに。マネージャーさんからは「いい体してるし、明るくてハキハキしてるからきっと大丈夫だよ」と太鼓判を押され、トントン拍子に合格。ですが、意外と本当に自分に合っていたのか、初日からしっかり稼ぐことができ、それも想像以上の金額だったので、お金を稼ぐことにすっかりはまってしまいました。

その後、怪我は治ったのですが、レスリングの方はやっぱり膝の怪我が本調子ではなかったことと、情熱が冷めてしまったことがあり退部しました。ですが、出張ホストは刺激的な仕事で楽しくなってしまい、週５で出勤させてもらい、将来はビジネスで成功する方向に目標を転換させました。もちろん、貯金しても余るほどに稼げるため、ジムにも通って、レスリングを辞めた分、しっかりと筋トレをしたりして、先輩にも「前より生き生きしてる」と言われるほど、自分でも気がつかないうちに、はまってしまったようです。

将来は起業家になることを決意しました

出張ホストの仕事は会社の社長など、富裕層の方のご利用もあり、ビジネスの話や投資の話などをたくさん聞ける機会があって、とても勉強になります。仕事としてお金も稼げる上に、勉強もできるので、正直言って一石二鳥。大学の勉強よりもすごく為になっているのですが、お客様からの「大学で学ぶことも起業には大切」というアドバイスもあったので、中退などはせずに、卒業まで頑張って、この仕事と学業を両立させていこうと思っています。そして、この仕事で稼いだ資金を元手に、大学卒業後は起業家としてデビューしたいと考えています。