ギャンブル借金と無断欠勤から始まった出張ホスト人生
S・O(21歳)
怒られてばかりの毎日…クズでどうしようもない自分
僕は21歳、高卒で芸人志望です。正直に言えば、昔から働くのが嫌いでした。居酒屋でバイトをしていた頃も、やる気がないのはバレバレで、皿洗いをサボったり、注文を忘れたりで、店長や先輩に毎日怒鳴られていました。それでも辞めずにダラダラ続けていたのは、他にやることがなかったからです。
時間があればパチスロ、競馬、麻雀。そのくせ金はないから借金ばかりで、気づけば借金額は100万円を超えていました。当然、親にも愛想を尽かされ、とうとう実家を追い出されました。今思えば、あの時の僕は本当に「クズ」でした。唯一自信があったのは、芸人としてのネタ作りのセンスだけ。でもそれを盾にして、努力はサボりまくり。相方にもよく「才能あっても腐ってたら意味ないだろ!」って怒鳴られてました。
バイトをクビなってからの転落と予想外の出会い
ある日、どうしても麻雀がしたくて、無断でバイトを休んでしまいました。それがトドメとなり、居酒屋をクビに。完全に金が尽きて、行くあてもなく、芸人の後輩の家に転がり込んでいました。そんな時、その後輩が「黒服のバイトあるけどやってみる?」と声をかけてくれたんです。
正直、最初は「黒服とかダルいし、芸人の仕事じゃないし」と思っていました。でもマネージャーが面接で「芸人志望こそキャストやんなきゃ。絶対ハマるよ」と言ってきて、断る気力もなかった僕は、そのままキャストとして働くことに。
収入増加がギャンブルをやめるきっかけに
最初はめちゃくちゃ緊張しました。敬語もロクに使えないし、接客なんて無理だろって思ってたんですが、不思議と楽しかったんです。お客様と話して笑ってると、どこか漫才に近い感覚があって、自然と自分らしく振る舞えました。気づけば指名も増えてきて、週に3~4回の出勤で月30万円以上稼げるようになりました。
そして、借金も4か月で完済。手元にお金があるだけで、心がこんなにも落ち着くんだって思いました。不思議と、ギャンブルをやろうって気が全然起きなくなったんです。「あれ? 俺、何であんなに時間と金を無駄にしてたんだろう」って冷静に考えられるようになっていました。
ネタ作りに真剣になり両親とも和解
金銭的に余裕が出てくると、自然とネタ作りに集中する時間も増えました。書いたネタが、同じ事務所の先輩芸人に気に入られて、今ではその先輩付きの作家としても仕事をもらえるようになっています。もちろんまだ駆け出しですが、少しずつ芸人としても作家としても形になってきた実感があります。
最近、思い切って実家に帰り、両親に「今まで本当にごめん」と謝りました。最初は驚いた顔をしていた父親も、僕の話を聞いてくれて、最後は「お前も大人になったな」と言ってくれました。今ではたまに連絡も取れるくらいの関係に戻っています。
出張ホストの仕事が自分を成長させてくれた
出張ホストの仕事は、僕にとってただのバイト以上の存在になりました。金を稼ぐことの大切さ、働くことの意味、自分自身を見つめ直すきっかけ…全部この仕事が教えてくれました。今は芸人と作家の仕事がもう少し安定してきたら、キャストは辞めるつもりですが、ここでの経験は一生の財産です。
あのとき後輩が声をかけてくれなかったら、きっと僕はまだどこかでギャンブルに溺れていたと思います。「どうせ俺なんか」と腐っていた自分を救ってくれたのは、お金と、チャンスと、少しの勇気でした。今、もし人生に行き詰まってる人がいたら、一歩踏み出してみてほしいです。変わりたいと思った瞬間から、何かは少しずつ変わるはずですから。
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